検査は、「40歳以上の人は便潜血検査を年に1回は受ける」ことをおすすめします。自治体や職場の大腸がん検診で受けることができます。「50歳になったら一度は大腸内視鏡検査を受ける」ことが検査の目安としてすすめられます。
また、家族に大腸がんを発症した人がいる場合は、家族が発症したときの年齢よりも10年早く内視鏡検査を受けることをおすすめします。
40歳以上の人に推奨されているのが便潜血検査です。便潜血検査では、採取した2日分の便を提出し、便に血液が混じっていないかどうかを調べます。2回のうち1回でも陽性になれば「要精密検査」となり、大腸内視鏡検査を受診します。
大腸内視鏡検査は、内視鏡を肛門から挿入し、大腸の粘膜の様子を調べます。病変が見つかったときは、組織を採取して調べたり、その場でポリープや早期がんを切除したりすることもあります。
当院では、可能なものは当日日帰りで大腸内視鏡下ポリープ切除を行っています。